「選べ」 mil 様 |
![]() |
「俺では……ダメか?」 間近に迫る真剣な顔。 内なる情熱を表すように 薄闇の中でも煌めく漆黒の瞳は 黄色い顔を捉えて離さない。 その艶やかな視線だけで クルルの体は熱く強張り 逃れる術を見失う。 「選べよ……俺を拒むか、受け入れるか。 ……だが俺はそれほど長く待ってやれない。 お前を、誰にも渡せないからな。」 最後通告の言葉は すでに選択の余地を 許さぬように 熱く魅惑に満ちていて その囁きは クルルの理性の箍を たやすく瓦解させるものだった。 |
![]() |
兄に負けず劣らずの攻めギロロ。 クルルは超強気口説き文句に骨抜きにされるといいと思います! |