「【傍に】〜ver.Kururu〜」 鬼神 銀 様
心にもなくただ純粋に

欲しいと思った…――――


同時に…


自分の浅ましさを呪った



【傍に】〜ver.Kururu〜

あいつの面影をもつ相手を好きになった。

柄にもなく、恋心がときめいてしまった。





でも……


あの男は嘲笑うのだろう…――――


『あなたは必ず私の元に戻ってくる
             どんなに逃げようとも、クルル  ……』



何のためにわざわざ降格までして、そして最前線である宇宙侵攻軍特殊先行工作部に入ってあいつから逃げたのに…

今になって奴の言葉が呪いとなって襲いかかってくるとはな

それに…


『あなたは誰からも愛されることはない
       ましてや、誰かを愛することが許されるとでも?
             だから私が、あなたを愛してさしあげるのです』


自分が“嫌なやつ”という自覚はあるが、ここまで言われると流石にショックだった。

だから、誰も近づかせないためにいろんな嫌がらせをしてきた。

なのに、あの人は平然と自分に近づき怒鳴り散らしてくる。

見るはずのない光を見つけた事がうれしかったのか、ちょっかいを掛け続けた。

少しは闇から抜け出せたのかなと、思っていた矢先に

あいつからの通信が入った。

こちらの状況を何一つ知らないはずなのに的確に突いてくる。

自分がこうなることをすべてわかっていたみたいだった。


だから、決めていたんだ。

何もあの人に告げないでこの思いをそのまま墓までもっていくと……

自分はただ通信参謀兼武器開発者として傍にい続けれることを願って…―――

イベント初参加、初投稿><
1/10のコミケでガル攻め鬼畜同盟様からチラシをもらい参加を決めましたw
なんとか期限以内に書き上げることができてよかったです^^;
初めて真面目に書いたのに途中でテンパってしまって(´つω・`)シュン
クルル視点で書いてみたのですが、なんか乙女チックなのかよく判らないことに…。・゜・(ノД`)・゜・。
本当にすいません><